会社法の条文と解説

資金調達の方法

会社法 > 資金調達 > 資金調達の方法

資金調達の方法

株式会社は、事業拡大や赤字補てんなどの必要から資金調達を行います。

この資金調達には、大きく分けると
内部資金による調達」と「外部資金による調達」の2つがあります。
会社法、資金調達

内部資金による調達」は、
 資本金や準備金(資本準備金・利益準備金)を減少させて行うもの。

外部資金による調達」には、
「新株式の発行」や「社債の発行」、「銀行などからの借入」があります。

会社法は、資金調達について
「募集株式等の発行」「新株予約権」「社債」について規定しています。

新株発行による資金調達

新株式を発行して資金調達する方法を「エクイティ・ファイナンス」といいます。
(「エクイティ」とは株式のこと、「ファイナンス」は資金調達のことです。)

新株式を発行して資金調達する場合、株式会社は、
「返済する必要のない」資金を取得します。

この資金は、貸借対照表の「資産の部・資本金の額」に算入されます。

債務による資金調達

債務による資金調達には、「社債の発行」と「金融機関からの借り入れ」があります。

債務による資金調達は、当然のことながら「返済する義務を負うもの」です。

貸借対照表においては「負債の部」に入ることになります。



資金調達の方法

形態方法市場コスト
外部からの
調達
短期金融・買掛金(掛仕入れ)
・手形振出(支払手形)
--なし
金融機関からの借入
(手形割引、手形借入)
間接金融金融市場利子割引料
CP利子
長期金融社債
新株予約権付社債
直接金融資本市場利子
社債発行費用
新株発行配当
新株発行費用
内部資金利益準備金、任意積立金
減価償却費など
---





《関連ページ》

 ★資金調達 現在のページ
 ★募集株式の発行
 ・違法・不公正な株式発行
 ★新株予約権
 ・新株予約権付社債

powered by Quick Homepage Maker 5.2
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional