会社法403条
会社法403条
会社法
第2編 株式会社
第4章 機関
第10節 委員会及び執行役
(執行役の解任等)
第403条 執行役は、いつでも、取締役会の決議によって解任することができる。
2 前項の規定により解任された執行役は、その解任について正当な理由がある場合を除き、委員会設置会社に対し、解任によって生じた損害の賠償を請求することができる。
3 第401条第2項から第4項までの規定は、執行役が欠けた場合又は定款で定めた執行役の員数が欠けた場合について準用する。
会社法403条の条文解説
委員会設置会社 / 執行役の解任
1.
執行役は、いつでも、
取締役会の決議によって「解任」することができます。
2.
1.により「解任された執行役」は、
その解任について正当な理由がある場合を除き、
会社に対し、「解任によって生じた損害」の賠償を請求することができます。
3.
会社法401条2項~4項の規定(委員が欠けた場合について)は、
「執行役が欠けた場合」又は「定款で定めた執行役の員数が欠けた場合」について準用します。
関連ページ
《第10節 委員会及び執行役》
【委員の選定、執行役の選任】
会社法400条(委員の選定等)
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会社法402条(執行役の選任等)
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【委員会の権限等】
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【委員会の運営】
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会社法411条(招集手続等)
会社法412条(委員会の決議)
会社法413条(議事録)
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《会社法/条文》